先日、いわゆる交通裁判所に出頭命令があり、 いそいそと行って来た。 最初に検察官から事情聴取があり、事実を認めると、 略式裁判でいいかと聞かれた。 あいまいな返事をすると、では裁判所に入ってくださいって言われた。 で、裁判所に入ると がらんとした、だだっぴろい部屋に案内される。 ここで判決を待つものらしい。 裁判官なるものの顔は見れないである。 とりあえず名前を呼ばれるのを待つだけなのだ。 みな一様に、肩を落としていたが、私はあんまり退屈なので、 長いすに横になってやった。 判決を寝ながら待つのは、悪くない気分ではあったが、 判決の罰金金額は、血も涙もないものだった。 かれこれ運転暦20年-いくら払ってきたのだろうか いつか隠居して時間が腐るほどできたら、 きっとちゃんとした裁判までもちこんでやろう!! と決意した日であった。 |
2年前くらいに珪藻土で魔除けみたいなつもりで作ったのだが、 いつか頭の上に、苔とか野草を載せて、花台みたいに使ってやろう と思っていたのだが、なかなかフンギリできないでいた。 が、昨日ホームセンターに行ったときに、この魔除け君に合いそうなやつを 見つけたので、頭の上に置いてみた。 けっこう気に入った。 今度は手元のところに何か生けようと思う。
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今夜はカレー。 茄子がカレーとあうのは、知っていたような気がするけど、 南瓜(かぼちゃ)も なかなかカレーに合う。 同じように、 うつわも、使ってみてはじめてわかることがある。 白洲正子さんは、言っていたそうである。 『うつわは、何十年も使ってみないとわからない』って。 私もそう思う。 少なくても使ってみなくては、そのうつわの良さがわかりにくいことがある。 写真の皿は、光藤佐さんのうつわだ。 多くの方に是非使っていただきたいうつわだ。
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うちには、小さな家の割りには、おおきなダイニングテーブルがあるので、 食事は言うまでもなく、お勉強や習字に裁縫、アイロンがけや事務仕事まで、 なんでもこのテーブル。 そのおかげで、特に子供はほとんど自分の勉強机なん使わない。 使わないから、きれいかと思うと、かなりちらかしてる。 そいで、たまにきれいになってるかと思うと、下の写真みたいに フォトフレーム代わりになってる。 ジャイアンツの切り抜きばかり。 これは息子の机と思われるだろうが、なんと娘の机。 う〜ん うなるしかない。 で、 本日をもってジャイアンツ貯金7!! ぐぁんばれジャイアンツ!史上最強打線で何が悪い!! 勉強机がフォトフレームで、何が悪い!? ぐぁんばれ我が娘! |
ウズベキスタンで長年研究、発掘を続けている日本人考古学者が紹介されていた。
遠い異国の地にて、骨をも埋めようとしてる老人の心の中に ぼんやり日本で生きている者が失った、真の日本の心を見たような気がしました。 話は変わりますが、今日はある大きな集会に出席した帰りに、 あれは一ツ橋付近か、不思議な物体を発見しました。 日本の野球発祥の地のモニュメントだそうです。 ビルの谷間にあって、とても異様な感じがしました。 たしかに野球のモニュメントに違いなく、とてもよくできているのですが やっぱり違和感を感じちゃうのです。ボールが地球のようにデザインされていて、 地球を握りしめているようになっているのです。 どうみても、これは日本の感性でないのです。 上の『あざみの歌』のような情緒や翳りがありません。 とてもよくできているだけに、残念です。あんまりアメリカっぽいデザインなのです。 ついでだから言っとくけど、 、焼き物の産地とか行くと、巨大な焼き物のモニュメントみたいのがあるけど、 あれも実際いかがなものかと思うのです。奥ゆかしさがないのよね あんまり。 というわけで、『あざみの歌』は うつわのみせDENのテーマ曲となりました。 |
見に行かせてもらいました。 価格も驚きましたが、望月さんの力の入れようにも驚きました。 買い物することに、すなおにワクワクしました。 クリックすると拡大画面が出ます。 |
昨夜のパスタには、ガーリックオイルのベースに イカとエビと松の実を入れてしまった。 たまには、本当にシンプルなペペロンチーノが食べたいものだ。 食材を妻に任すから、こういうことになるのだ。 来週の日曜日のパスタは、きっとシンプルなペペロンチーノを作るぞ! でも、季節柄、ソラマメなんか調理台に置いてあると、きっと入れてしまうんだよな。 シンプルって以外に難しい。 以前どっかのコマーシャルコピーで、健さんが 『不器用だから・・・シンプルライフ』って言ってたけど、 ほんとに不器用じゃ、シンプルにならないよな。 どうも『器用』って言葉が、マイナスイメージで言われることが多いようだけど、 うつわのみせにしちゃ、そりゃ心外です。 器用っていうのは、狡猾さを意味するよりも、 うつわみたいに、ふところの大きいって意味で使いたい。
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朝から雨なのに、多摩川のクリーン作戦は決行だった。 びしょびしょで、多摩川の川原をみんな(総勢うん千人)で、ゴミ拾いです。 はっきり言って、疲れました。で、その後、少年野球の大会の開会式です。 自分自身にとりあえず言いましたよ。お疲れさまって。 話は変わりますが、先日 DENの取引先であり、お友達の大宇宙屋さんのイベントで、作ってもらったオリジナルのお皿。絵付け担当の菊さんが、その場でサラサラって描いてくいれたもんです。野球やってる子供たちの、同じユニホームを着てるコーギーが野球しているところ。超わがまま注文ですが、焼き上がりを最近見て、びっくり。大感激です。ありがとうございます。
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今日、建築の仕事である新築の家にお邪魔した。 このご主人が実に神経質な人で、工事に関してあれやこれやとクレームをつけているのを、傍らで聞いていた。 それをずっと聞いてる間に、おれって幸福かもって思ってきた。 なぜなら、私は大雑把だから。 もし神経質だったら、このご主人みたいに、いろんな事に不満を持ってしまうかも。 なにより感謝する気持ちを失ってしまいそう。 こんな素敵なうつわで、お茶を飲めるなんてなんて素敵! あ〜ここシミみたいのついてるけど、逆に味だよな〜陶芸家に感謝感謝!! が、 セッカクいいうつわなのに、ここに、こんなシミがあるのが嫌い〜。 サイテー!どこの陶芸家がつくったんか!むかつく〜 みたいになっちゃう? 大雑把に育ててくれた、今は亡き両親にあらためて感謝!! 今日の教訓:幸福の秘訣は大雑把 いわば だいたい で、 おおざっぱに、バナー作ってみました。どう? アッとDENの下端ちょっと欠けてるみたい。けど まぁいいかっ! |
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今日から、リニューアルネットショップが、オープンした。 会員登録の申し込みも多く、店長(denden)はてんてこまいしていたようだ。 ネットの環境も変われば、世の中もどんどんかわっていくように思える。 しかし、意外に変わっていないのが、人の既成概念だと思う。 茶碗は、茶道でのお道具 この思い込みは、思いのほか堅固である。 もともと、見立てに重きをおく茶道であるが、その茶碗を逆にほかの用途に 使うのに、ばかに慎重になるようだ。 6月5日からの、黒田陶苑での個展をひかえてる望月明日太さんに期待。 多くの茶碗を出展するのだが、飯碗やどんぶりなどへの使用を奨めるような“売り方”をするようだ。当然価格も抑えた売り方をするのだろう。このような方向性は大変すばらしいことに思う。しかも、それが天下の黒田陶苑だから尚更だ。陶芸も、一筋縄ではいかなくなりつつある証か。が、これが当然といえば当然の成り行き。陶芸は時代のライフスタイルに対応するべきだと思うからである。茶陶や花器だけが、時代を超越して評価されるのは、いかがなものか。 そんなわけで、この個展にはたいへん期待したい。
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先日、出光美術館にいって、古唐津の名品をたくさんみてきた。 いつもそうなのだが、好きなのもあれば、ぜんぜんピンとこないものもあった。 私が美術館に展示してある作品にどのように対峙するかと言えば、こうである。 自分がほしくなるものを探すのだ。お金の問題じゃなく、自分の家に持って帰りたいものをとことん探す。逆に言えば、いかに名品であろうと、持ち帰りたくないものは、じっくり見ない。いや、気持ちが向かないから、じっくり見れないのだ。 さて、話はかわるが、 今回展示の古唐津の名品のなかに、“ぐりぐり文”と呼ばれるものがある。 この命名がいかにも古唐津の素朴さをしめしていて、大好き。 最近はいかにも名品っぽい命名を付ける陶芸家もいるが、この“ぐりぐり”の呼称には脱帽だ。 いまでこそ、陶芸は高尚なものだが、この頃はもっともっと土着的なエネルギーに満ちていたんだと思う。その肩の力の抜けた呼称がすごくいい、ぐりぐり。 そういや赤ちゃんがはじめて紙とペンを持ったとき、かならず描くようなぁ、ぐりぐり。 |
安い靴を買おうと思って、ドンキホーテに入って見てたら、 赤いイージーパンツが980円と安かったので買ってみた。 車に帰ると、それがはきたくなったので、車の陰でパンツを履き替えた。 すると、けっこう楽チンで、気分も良くなった。 足元の水溜りのあめんぼうも、垂直に跳ねていたのには驚き。 空も笑ってるように見えたので、コンビニに行ってサンドイッチを買って、 軽トラックの荷台に座って、空を見ながら食べた。ああ快適 さて、 普段、赤いシャツを着れない貴殿。 赤いパンツはおすすめです。 気分転換になりますよ。 それと、 磁器なんてって思ってる、土のも好きの貴殿も。 たまには、磁器もいいですよ。今日みたいにお天気のいい日はなおさら。 いま、DENには磁器がいっぱい。松本良夫さんや勝田友康さんの 端正で、温かい磁器は、“土もの”の心をもった“石もの”です。是非 |
昨日、テレビでバレーボールを観た。 中国対日本だ。一進一退でとてもすばらしい試合だった。 ファイナルセットまでもつれこみ、最後に勝ったのは中国だった。 日本が勝てなくて残念ではあったが、あの圧倒的な日本への応援の中で、 接戦をものにした中国の勢いを感じた。 私は東京オリンピックの2年目前に生を得たものであるが、 今思えば、オリンピック景気の中で育ったと感じる。 復興のたしかな証と、たえまない発展の夢。 そのなかで、育ったのは幸運だったかもしれない。 少なくとも今より夢があったし、元気もあった。 今年のオリンピックは発祥の地アテネで、きっと大変なことになりそうだが、 2008年は、北京でオリンピックが決定している。。 中国は今まさに日本の東京オリンピック前の好景気を迎えている。 金属や燃料の消費などから見て、 中国があまりにも元気。そら恐ろしい気もするが、ワクワクする気もする。 なぜなら、アジアの時代を感じるからだ。 中東と欧米は今、大きな問題を抱えすぎている。 アジアに問題はないわけでなはいが、それ以上に今アジアは元気を取り戻そうとしている。 眠れる獅子が、阿片戦争以来の眠りから醒めようとしている。 日本は何をすべきか。 戦後アメリカが日本にしたこと以上の誠心誠意の貢献をすべきだろう。 あんまり政治的なカケヒキを考えず、アジアの夢を共に見る友として。 映画“少林サッカー”を生むような今の中国に喝采。大いなるエールを送る。 その前に、何はともあれ日朝正常化を! 世界平和の前に少なくともアジアはひとつ! |
昨日の4枚の写真で、やっぱりなんといっても訪問者の反応がイイのは“くらげ” 水族館でも一番人気だったように思う。 くらげの何が 人の心を捉えるのだろう。 思えば、くらげは、うつわに似ている。 自らのからだで海水を包みこもうとするのか。 あるいは、海水に溶け込もうとしているのか。 うつわの中にあるものが、その体内なのか、その体外なのか? 大宇宙もこんな形状で、ふわふわ浮いてるのかもしれないと思わせる。 そのくらげ宇宙が浮いてる海は、くらげ宇宙の内部なのか?それとも外部なのか? くらげが進む方向が時間軸か?それとも時間の海に浮いてるのか? 降るくらげの中に立ちたる大宇宙の またその中に くらげ 降る 降る クリックすると大画面出ます。是非大画面で! |
今日 夕方になって、兄から聞いて母の命日だと知った。 働き者の母だったが、晩年はパーキンソン病に苦しんだ。 ようやく楽になったころに、発病したから、あまり楽しくない人生だったろう。 それでも死ぬ直前まで、私たち兄弟のことを心配していた。優しい母だった。 というわけで、母の命日はさておき、 今日は私のお誕生日5月15日、16日関係の写真4枚。 クリックすると大画面出ます。是非大画面で! |
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先日銀座で個展がありました週末陶芸でおなじみの林寧彦さんの皿です。お誕生日の記念に無理して買ってしまいました。 | 5/16雨で子供の野球が中止。新江ノ島水族館に行ってきました。クラゲのコーナーはおすすめ。癒されます。 | 同じく新江ノ島水族館。熱帯のコーナーの色はすごいぜ。空いてる平日に来館するのがおすすめかも。 | 我が家ではおなじみ オーボンビュータンのバースデーケーキ。我が家ではでんチャンは、わーちゃんって呼ばれてる。 |
妻は、母でなく、子供たちの母なのだが、私の実の母は、既に無く、昔からあまえんぼうだったので、妻にはなにかと母のようにあまえてしまうことが多い。 今日も母の日だから、ケーキ買ってきて なんてお願いしてしまった。 |
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夕食は 日曜の夜恒例の 父のスパゲッティ。 今夜のスパは、 蟹とソラマメのスパだ。 わぁ^*/〜い蟹だ〜って思ったが、この蟹がひどかった。 ぱさぱさしとった。 安いだけに身も小さく、香りも乏しかった。 下味に入れたニンニクの香りの方がずっと強くて、蟹が入ってるって思うのは、わずかに残る食感だけ。 |
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それにかわってソラマメの方はずっと自己主張していた。香りも味もソラマメ。あのふかふかの鞘のなかに入ってるからか、煮ても焼いても、強い我(ガ)がそのまんま。 母の愛情は、ときに過保護に見えるが、その過保護も、のちのち子供のためになるんかなぁ なんて思ったりもした。 おそるべしはソラマメよろしく子供の我(ガ) それに劣らぬ母の愛 子の個性は、母の鞘の中で育つのか |
かろうじて子供の日は、妻の里(成田)に帰れた。 昨日の夕方までは、ずっと子供の少年野球に漬かっていた。 休日に我が家が、野球に関係していない日はとても珍しい。 |
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おじいちゃんとおばあちゃんと 楽しい日を過ごせて、子供も 私たちもたいへん満足。 けれど、昨日から天候はj時代を象徴するかのような春の嵐。 しかも、テレビから流れるイラク人虐待事件などは、子供たちの未来に影を落とすようだ。 今日、 紗帆(長女13歳)は、いつも同じ夢を見ると言っていた。 野球のチームメイトやクラスの友達がみんなそろって、仲良く遊んでいるのだが、なぜか戦争ごっこになる。するとサダムフセインが出てきて、みんな帰れなくなってしまうんだ と言うのだ。 子供の夢が、もっと明るいものになることを願わずにいられない。 |
私は、仏教が好きだが、キリスト教が好きでも、イスラム教が好きでもいいと思う。 私は土ものが好きだが、磁器が好きでもいいと思う。 クラフト系が好きでも、伝統系が好きでもかまわないと思う。 都内のギャラリーは、あまり民芸系のものを置かないように思うが、それもそれでいいと思う。 DENは、クラフト系も伝統系も、民芸調も、置いてある。 民芸調のものを置かないのは自由だが、その分野を否定しちゃいけないよな。 なんて思う。 |
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宗教だって、そのようなものでいいと思うのだが、それはやっぱり多神教的発想なのだろうか。 私の、わたし的神棚(水屋箪笥の上)には、いま長嶋茂雄の若き日の写真が祭ってある。そのほかにも、いろいろ置いてあるが、みんな仲良くやっている。 ちなみに奥の徳利は、岐阜の陶芸家田村浜男さんのもの。たいへんお気に入りで、今お店にだそうか否か考え中だ。毎日撫でて、育ててるわけだ。 手前のは、楽焼イベントでつくった黒楽に漆を塗って、金をなすってみた。言うならば、なんでもありだ。 |
鉄の風鈴は、チリンチリン(地林地林)と鳴るが、 陶の風鈴は、こころんこころん(心雲心運)と鳴るような気がする。 |
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五大に響きあり と言ったのは、空海。 とても大好きな言葉だ。 五大とは、地水火風空 の変幻する万物の性質を示すものであるが、文字通りの詩的なとらえ方をしても、イマジネーションを刺激する言葉だ。 空が響くと、風が響き、火が響く。 火が響くと、水が響き、大地が響く。 そんな響きのシンボルのように、 陶の風鈴は響く。 土は、水を含んで形を変え、 大きな火の響きで性質を変えて陶が生まれる。 その陶の風鈴が、風を響かせ、 ついては空を響かせるのだ。 我聞きたり 陶の風鈴に 五大の響き |
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