-2001年7月31日-
たまには、陶器屋さんらしいことを
書いてみようかしら。
と、思ってお店の中を見回したら、
こいつが、話しかけてきた。
なれなれしいやつやな〜と思ったが
よくみると、なかなかのべっぴんさんだ。
(よく見たい人は、拡大画面で!)
さらによく見ると、ぞくっとする。
(さらによく見たい人は、さらにアップ!)
良い焼き物は、
手に取って、なぜまわして、はじめて
その真価がわかることが多いんですが、
その前に話しかけてくるもんもいる。
いわゆるナンパされちゃうわけです。
ナンパされた場合は、それにのりましょう!
つきあってるうちに、愛してしまうものもあるから。
陶器ってそんなもんです。
さらに、付け加えると作り出された陶器の性格と
作り手の性格は相容れないことが、多い。
興味ある人は、上のカップの作り手のHPへどうぞ!
今日は陶器のエロチシズムに関して語ろうと思ったのに
陶器ナンパ論になってしまった。無念。
-2001年7月30日-
紗帆と蒔人は、友人のそらさんのおうちに
遊びにいった。そらさんは夏休みになる前から
子供に直接お誘いのかわいいファックスを
くれたりしていた。いろいろな遊びのプラン
を子供といっしょに考えるようにしてくれたり、
マンガをいれてくれたり、気をつかってくれてた。
最終的に決まったのは、そらさんちで、お菓子を
つくって、夕方愛犬レイとお散歩という
シンプルベストなプラン。とても楽しい時間
だったみたい。ありがたいことだ。ほんとにありがとう!
そらさんとは一年ちょっと前にネットで知り合った。
すぐに彼女のHPに、私はスッポリはまってしまった。
この人は、おもしろい!って思った時にはもう
友だちみたいになっていた。不思議な縁だ。
そして、不思議なやつだ。妙なやつともいえるかも。
私にとってかなり不可解な女性特有の世間体ってものが
ほとんどない。彼女は、備前の陶芸家のもとに
窯焚きを手伝いに、毎春まる一ヶ月間、愛する夫を残して
家を空ける。彼女以外のどんな主婦が、あの窯焚きの
ものすごい重労働をしにわざわざ家を空けるだろうか。
旦那様の理解もさることながら、彼女の行動力に
はいつも驚かされる。いまや家族ぐるみのおつき合い!
いやいや、彼女いわくロボットの夫という
通称ろぼこんさんには、お会いしていない。
実に残念だ。うちにの子供らといっしょに遊んで
くれたお礼に、今度私がろぼこんといっしょに
遊んであであげるね!
バニーちゃんとかいるとことかでもOKかな、ろぼこん?
何はともあれ、
行ったことない方は是非そらさんのHPへどうぞ↓
-2001年7月29日-
最近気になることがある。
夏になるとTシャツ一枚だけじゃん。
そうすると、乳首がすけるんです私。
しかも、乳首立ってるんです、いつも。
ずっと昔からそうだったんですが、
最近気になります。
若い時は元気でいいじゃんとおもっていたが、
40近い男が
乳首立ってるのがちと恥ずかしい。
だ、だからって どうにもならないので
はなしは別の方向へ
さて、
さて、
さて。
今朝夢を見た。
その内容と分析については
『良寛と遊ぶ』を見て下さい。
-夢分析 時間 まあるいもの-
こんだ〜ハジケルぞ〜!と宣言していたのに、
また、難しいものになってしまった。
この文を読んで共感してくれる人は
存在するのだろうか。
そもそも、最後まで読んでくれる人は
何人いるのだろうか。不安。
きっと
dendenにまた宗教くさいもの書いて!削除せ〜!って
言われるな〜 不安。
-2001年7月28日-
さらば、えびんちょ!
(えびんちょ=ざりがにの幼児語?あるいは、川崎方面の方言)
きのう、数匹いた最後のざりがにが
洗面器の中で壮絶な死を遂げた。
共食いを続けてまで生き残ったツワモノだったのに。
denden(妻=店長)いわく
たぶん、脱皮に失敗して死んだんだ
と。
まてよ、
もっともらしく dendenは言うが・・・
脱皮したあとの殻が、不自然に死体のかたわらにあったからって、
そんなことってあるか〜!
ほ乳類が、呼吸に失敗して死んだとか
いうレベルじゃん。
もしほんとうに脱皮に失敗して死んだとしたら
よほど暑かったのだろう。脱げない状態なのに
無理に脱いだに違いない。
う〜ん、えびんちょ
かわいそう、冥福を祈る
そう、そう、
昨夜dendenは、たばこ一箱、洗ってくれたね。
洗濯機には、たばこの葉っぱがいっぱいだったけど
きっとそれで洗った服には、蚊も寄って来ないよね。
防虫のためだったんだよね。
ほんとうに、ありがとう。
そうそう、
こないだは携帯電話も洗ってくれたよね。
おかげで、新品みたいにきれいになったよ。
ありがとう。ありがとう
ほんとに ありがとう!
だ、だけど、denden、
こんどから、私のズボンのポッケだけはチェックしてね。
私も気をつけるけど・・・
-2001年7月27日-
今日は天候的に楽だった。
適当に雨も降ったし。
さて、盆踊りの季節となりました。
今夜はdenden(妻)は、町会関係で
盆踊りの準備に行ってます。
そう、
子供の頃、盆踊りといえば、
とてもワクワクでした。
私の家は神社の境内の中にある
といってもいいくらい、
すぐ裏にあった。
だから、
いざ盆踊りとなれば、汗だくで
踊りまくったものだ。
今も盆踊りはどこでも、
ほんとに盛んなようで
町内会のおきまり行事。
ところが、
ところが
である。
ラジオ体操はどうなったのでしょう!
夏休みといえば、朝早く神社や公園に
集まって、カードにハンコもらう為に
結構マジに頑張った。
あのラジオ体操はどこかで、やってるのでしょうか。
あれも、たしか町会がらみで、皆勤したり
すると御褒美のお菓子なんかもらえた。
♪新しい朝が来た。希望の朝だ。
喜びに胸をひろげ、大空仰げ。
ラジオの声に健やかな胸を、
この香る風に開けよ。
それっいち、にぃっ、さんっ!
ああ、いやだ、完全に覚えてる、ラジオ体操の歌!
あのラジオ体操は、どこいった?
実は、昔からの名門スポットでは、結構大勢が集まってやってるらしい。
だが、このラジオ体操、今でもやっているのは、
すっかりしっかりお年寄りが多いようだ。
発祥何十年を数える名門的スポットでは、
いまでも先生(皆の前に立って模範となる者)の場所を
ねらう競争が猛烈に激しいと聞いた。
それだけ、マジなのだ。
また、そういうラジオ体操いのちのお年寄りは、
雨の日も、風の日も、多少気分が悪かろうが、
おきまりの時間に、お決まりの場所に集まって
一日もかかさず、ラジオ体操をしているのだそうだ。
一日でも休むと、
『もしかして、死んじゃった?』
と、かげぐちされる。
文字どおりラジオ体操いのちなのだ!
そういう意味では、この『日々のでんチャン』!!
ラジオ体操よろしく、
若い者に見向きもされないでも、
やってることすら、忘れ去られようと
ひたすら自分の意地のために、
日々決行していきたいものだ。
ちなみに、ラジオ体操の発端はアメリカの生命保険会社が、
行った体操キャンペーン。
死亡保険金の受け取りが激減したそうだ。
日本では、郵便保険が後押ししてカードをつくり
日本全土に広まったらしい。
多くの人が、毎朝軽く体を動かすと生命保険会社が儲かると
いうのは、ほぼ間違いないようだ。
が、
それでは、この『日々のでんチャン』!
夜遅く、疲れた体にむち打って、少ない脳を、
シャッフルするこの私は、生命保険会社にすれば、
最悪のユーザーかも。
ああ、今日も脳がゴロゴロいってる。
ピーピーしないうちにやめよう。では。また明日。
-2001年7月26日-
毎日見てる方、ごめんなさい。
きのうはバタンキュ〜で更新できませんでした。
昨日は益子に家族で買い付け?(調査)に行ってきました。
具体的な成果はあまりあげられなかった。
けれど
なんとなく焼き物の今日的な
縮図を再確認した気がします。
1.奇を衒った作品と
2.低価格の良品が
多く目についた。
1.は、はやりもの。伝統的陶芸を
ほとんど踏襲していないもの。
自由なのだけど、案外趣味性は狭い。
ほかの食器と一緒に並べると、
シックリ来ないかも。
2.は最近の新しい傾向だと思う。
作家ものと無印良品の中間みたいに見える。
脱個性に向かってるのかもしれない。
それは現代日本の映画事情なんかにも似ている。
個性がドラマチックな主体とならない
時代となってきているのかも。
良く言えば、自然体と言えるかも。
大声で個性を主張する時代は、
20年くらい前に終わっていて、
おしゃれにさり気なく個性を見せる時代も
終わろうとしているのかも。
そもそも
個性というのは、主張するものでなく
自然に滲み出て来てしまうようなもの。
無意識の深淵から泡がぶつぶつと
吹き出るようなもの。
陶工と陶芸家の間
無印良品と作家ものの間
創作と伝統の間
に敢えて立って、地道な仕事をしている
焼き物作家に今後は大いに期待したい。
そういう作家がたしかに増えている。
といった感じが昨日のまとめです。
さて、
帰り道、常磐道で車内ゲーム。
♪や〜おや〜の
お店に列んだ〜
し〜なもの 見てごらん
よく見てごらん
考えてごらん♪
にんじん(にんじん!)かぼちゃ(かぼちゃ!)トマト(トマト!)・・・・・・
♪あ〜あ〜♪
知ってる?このゲーム。
順番に八百屋の品を言っていくんだけど、
前に言った品を全部最初から言って
最後に自分の思いついた品を言う。
どんどん品が増えていくわけです。
少し前は、蒔人(7才)が
完全にミソッカスみたいで
面白く無かったですが、
昨日は、かなり盛り上がりました。
でも、やっぱり蒔人君、つっかえ、つっかえ。
ヒントをいっぱいもらわないとダメ。
紗帆(9才):『赤い、ちっちゃいの・・・』
蒔人:『あ、いちご!』
紗帆:『黒くてながいの・・・』
蒔人:『ごぼう!』
てな感じ。
いちばん、笑えたのは
紗帆:『さいしょにキャがつく・・・』
蒔人:『キャ、キャ う〜ん、・・・
キャ、キャ・・・
キャボチャ!』
私は、そのとき、たしかに聞いた。
個性の発露、芸術の発祥する音を!!キャボチャ!
今後の蒔人の作家性に期待したい。おしまい。
-2001年7月24日-
今日はdenden(妻=店長)と子供らと
お友達の親子で、吹きガラスの親子体験教室に
いったそうだ。いやいや、
この暑いのにほんとにご苦労さまでした。
我が娘:紗帆 汗と汚れが良く似合う!!
体験終了。みんな汗びっしょりだけど
いい笑顔だ。先生とアシスタントの方と体験者。
(dendenは撮影)
玉田ガラス工房は、夏休み吹きガラス体験コースを
実施中。詳しくは玉田ガラス工房のHPをご覧下さい。
さて、
さて、
さて。
いっこうに暑ささめやらず。
今日は職人さんが、ひとり熱中症。
現場で動けなくなった。
大事はなかったようだが
この暑さ、まったくいいかげんに
勘弁してもらいたい。
でも、
夕方になるとやっぱり
少しほっとする。
鬼のような、おてんとう様が隠れる頃、
ちょうど午後5時に
川崎のここいらには、『椰子の実』の曲が
いっせいに夕空に鳴り響く。
名も知らぬ 遠き島より流れよる
椰子の実 ひとつ
故郷の岸を離れて・・・
遊んでる子もそろそろかえりなさ〜いと
いうことを知らせる鐘の音なのだろう。
私はこの曲を聞くと、死んだ母を
思い出さずにいられない。
私は母の歌をほとんど聞いたことがない。
この歌だけ、二三回聞いただけなのだ。
したがって私は夕方の5時ちょうどに
毎日、母の面影を偲ぶことになっている。
なんの因果なのか。
でも
これも、ひとつのメッセージだと最近思ってる。
母の生前の最後の言葉は
『はやく寝なさい』だった。
そう言って先に寝た母は、次の朝起きなかった。
だから、私には
この夕刻の『椰子の実』が『早く帰りなさい』の
メッセージなのと符号して響く。
仕事をしすぎるな〜
無理すんな〜
ということなのだろう。
灼熱の 日に照らされて乾きゆく
『椰子の実』は 我 母に冷やされ
-by でんチャン@肉体疲労時
-2001年7月23日-
さっき、なにげなく腕を撫でたら
皮がむけてた。
うげっ日焼けだ〜〜。
(炎天下の労働で自然に腕が焼けたのです。
4階建ての集合住宅の外壁の改修で、
10日くらい現場にはいってるから)
今日はさすがに私、
疲労と熱さで、足場上で
かなり朦朧としていた。
手には充電ドライバー。
口には数個ビスをふくんでたけど、
気がゆるんで、ビスが口から
落ちた〜、わ〜っ もうダメかも〜
と、突然、
下の方から
けたたましいクラクション。
下を見ると道路の真ん中に、
トラックが停まってる。
その後ろが、すげ〜渋滞。
なんで停まってるのかとよく見れば
寝てる!
ドライバーがスヤスヤと。
地上三階の足場から
よ〜くトラックドライバーの顔が見える。
気持ちよさそうに寝てる。
ああ、いいなあ
クーラーきいてるんだろな〜
まあ、ゆっくり寝ていていいよ。
おかげで私はすっかり目が覚めたもん。
足場から落ちずにすんだもん。
ありがとう!!
おねぼ〜さん!!
もう、ずっと前から
青だよ、信号。
でも、寝てていいよ。
君のトラックのうしろ、
50台は待ってるけど
寝てていいよ、おもしろいから。
ほんとにいい角度で、
君のアホな寝顔が見えるよ。
カメラがあれば、
ぜったいここに載ってる〜
あなくやし〜
その余力で、
宇宙からの物体C 更新したよ〜みてね〜
-2001年7月22日-
ありがたいことに
ネットを通じて知り合いになった方から
『子供をあそびに来させて!』
というお誘いを受けました。
たった一度しかお会いしたことがないのに
うちの子供に『今度おいで!』って
言った言葉を覚えてらして、
わざわざメールと手紙をいただいた。
ほんとうに、ありがたいことです。
そ、そ、それなのに
わ、わたしは
この心優しき夫婦に対して
と、とんでもないミスを
犯してしてしまいました。
自分中心の考えが産んだ傲慢なミス。
そう、この話は『歌集うつわのこころ』の投稿の
ひとつの歌からはじまるのだ。ワクワクッ
糠味噌に 触れて粘土を思い出し
再開誓いて 胡瓜押し込む
-by みゆき
家事やら看病やらで大忙しのみゆきさん、
大好きな陶芸を涙をのんで中断。
でもふとしたきっかけで、
粘土の優しい感触を思い出し、
陶芸の再開を誓うみゆきさんの
志しの歌です。う〜ん、いい歌じゃ〜い。
これに感動したでんチャンは、こんな返歌をしてしまいました。
漬け胡瓜 触れてあるもん思い出し
今夜あたりはと鰻買い込む
-by den
あ〜あ ちょっとふざけ過ぎ〜とは、思いましたが
決定的なミスに気付いていませんでした。
数日して、みゆきさんの最愛の旦那様のhoihoiさんからの
次の歌で決定的なミスに気付かされたのでした。ワクワクッ
うつわやの 主人キュウリに何思う?
妻と二人で 夜ごと謎解き
by hoihoi@鰻いらず
だれだ〜うつわやの主人って!!
お、お、おれだ〜〜
あ〜あ、ごめんなさい
hoihoiさ〜ん、
ばかな私は、ほんとに自分中心に考えてました。hoihoiさんは、いっこうに
『鰻いらず』だったのですね。
ほんとうに申し訳ありませんでした。
重ねてお詫び申し上げます。
人はみな自分の常識がひとの常識だと思いがち。
改めなければいけません。
自分の常識は人の非常識であることがたくさんあるのです。
一応、私も反省を含め返歌しました。
(hoihoiさんみゆきさんご夫婦は富士山の眺めばっちりの富士市に住んでいらして、
自然にたいへん恵まれた環境。だから子供を誘ってくれたのです。)
いつか、お邪魔ささてくださいね。ありがとう。hoihoiさん、みゆきさん。
夜ごと謎解きた〜あなうらやまし
富士の高嶺に 熱き疑問符
by den@灼熱
どこに反省があるんじゃ〜
それにしても『歌集うつわのこころ』は
『キュウリのこころ』とか『ウナギのこころ』とか、
さらには『おんなのこころ』とか『おとこのこころ』とかにも、
考えおよぶ奥深い歌集だな〜 う〜〜ん満足!!
-2001年7月21日-
今日は、富山から陶芸家で版画家の海道貴哉さんが
DENにいらしてくださった。
新規入荷品のコーナーでも
紹介してます。是非ごらんください。
海道さんは、
想像してたより、
お若くて、しかも
二枚目だ〜
(どんな想像をしてたんじゃ〜)
その上
かなり、
ひょうきんだ〜
なに〜作品がよくわからない?
う〜ん、そういう方は写真をクリックして見てね!
どこか、ジョンカビラ+飛鳥(チャゲアス)
子供は、今日から夏休み。
なぜか朝早くから起きてしまう。
それほどワクワクするのが夏休みなのだろう。
今日みたいな日は、私も遠い日を思い起こす。
紗帆と蒔人の年頃の私。
1970年の夏を今日は思い出した。
あれは、大阪万国博覧会。
車でのはじめての長旅だったと思う。
親戚と一緒にワゴンで行ったように
記憶しているが、覚えているのは
夏の暑い中、とにかく長時間列んだこと。
それで何を見たかと言えば、
な、なんと
『月の石』
それもガラスばりで、遠いところから、
大人達の肩ごしにしか見えなかった。
あれは、いったいどんな教育的指針を
もっていたのだろうか。私の子供心はすっかり
アメリカに裏切られたのであった。
子供ながらに私は叫びたかった。
ギブ ミー チョコレート!
月の石より、チョコくれ〜!
ハデ好きのアメリカ人にしては、
あまりにもエンターテイメント性に
欠けてはいなかっただろうか。
日本人をバカにしていなかっただろうか。
日本の高度成長は、でんチャンに言わせれば
『月の石』の恨みをはらす為にとげられたのだった〜!!
でんチャン的には、
『月の石の屈辱』として昭和史に刻まれている。
この前の夏、陶器の買い付けのために行った
信楽で、同じような屈辱を感じた。
建物の外見はハデだったり、売り方の
アピールは見えてくるが、買い方への
優しい配慮が決定的に欠けているような気がした。
日本一の産地、信楽のおごりは、
世界一の国、アメリカのおごり
とオバーラップした。
去年の夏、信楽でそんなデジャヴュを感じた。
それは30年前、万国博覧会へ行く私を載せたワゴンが
あの信楽の山を超えて、大阪へ向かったからだろうと
ごく最近再認知した。それ以外にあの地域に
行った記憶がないからだ。東名+名神高速がまだ開通せずに
川崎から一般道を行った車は、きっと名古屋の
手前あたりで一泊して次の日、大阪に向かった。
とすれば、きっと信楽を通過したのだろう。
デジャヴュはすべて思い出。
前世の思い出までも含めて。
そして
デジャヴュはすべてメッセージ。
子供もデジャヴュを感じる。
いや、むしろ子供の方がずっと なのだ。
この夏、彼等はどんな体験をし、
どんなデジャヴュをするのだろうか。
そして、
どんなメッセージを受け取るのだろうか。
そして、
大人になってそれを
またデジャヴュするんだなあ、
魂のメッセージとして、ふたたび。
最近お気に入りのラジオCM。
『もうアタマ、ぺこぺこ』
これ、脳がおもったよりずっと
エネルギーを消費しているってことを
認知させて、砂糖の消費拡大をねらってるCM。
家族の会話形式のなかなか おもしろいものだった。
さて、
もう アタマ、カラカラ とか
もう こころ ぺこぺこ とかも
なんか いい感じで伝わるものがありますね。
でも
おなか ゴロゴロ
に対して
アタマ ゴロゴロ
って言った場合、
つまんないものを摂取しすぎて、消化不良になった脳を
イメージしてもらえるのでしょうか。
さて、
ネットサーフィンは、
脳をうまく刺激してくれたり、
脳に多くの貴重な情報を運んできてくれたりします。
が、
やっぱりこう言いたくなる時がときどきある。
もう アタマ、ゴロゴロ
おまけに
アタマ、ピーピー!
(そりゃ このページを見てる人たちの言葉だって!)
う〜〜ん、う〜〜ん、
うなるしかあるまい。
ご自愛ください。
あとあと、みなさんにひとついいこと
おしえましょう!!
お腹を露出して冷やしちゃったりすると
ゴロゴロやピーピーになるように、
脳の中味を
やたらに露出してしまうと
アタマ、ゴロゴロでピーピーに
なりやすいので注意しましょう!
(オメーのことだってリフレーンが聞こえる・・・)
さて、きのうのお約束。
でんチャン怪獣と 5年前のわが子達。
足から腰にかけてのかわいいライン。
どうみてもパパじゃん。恐い訳ないじゃん。
でも、いずれにしても疑問は残る。
『な、なんで
パ、パパが、
わざわざ
怪獣になって
マ、ママに
花束もってくるんじゃ〜』
☆
☆
この姿が雑誌にのるかもしれないと、
彼は悩んでいる『赤ちゃんパンツの蒔人』↓
本人の名誉のために特別ちーっちゃめに!
でも、クリックすると大画面になる。内緒ね
今日は我が家の取材がありました。『田園都市生活』っていう季刊誌です。
でんチャン一家と我が家を撮影してもらいました。
すこし前にクロワッサンで我が家が紹介されたとき
でんチャンは、トドのように横たわって出演しましたが
今回は、バッチリ顔出しの予定です。
(きのうの写真アザラシじゃん というご指摘をいただきましたが、小さいことを気にしちゃダメです。
なんたって、でんチャンの日記みたいなものなんですから。ほとんど、いいなげんなもんです。)
うれしいやら、恥ずかしいやら穴があったら入りたい気分。
(しばらく穴に入ってろという厳しい意見も・・・)
さて
さて
我が家では、それなりのお客様がいらっしゃるときは
必ずお花を生けます。でも、花を生けても
息子はなんの興味もなさそうです。
花よりだんごといいますが、まさにそれ。
取材の方に出したお菓子にまで手を出して叱れてました。
男の子はいつごろから花にめざめるのでしょうか。
やっぱり送って喜んでもらえる女の子ができる頃でしょう。
いつのことだったでしょうか。
5年も前のことだと思います。
私は妻の誕生日か何かに
怪獣のぬいぐるみを着て
花束を届けたことがあります。
そのとき、わが息子は私が入ってるかわいい怪獣が恐くて
ワンワン泣きでした。
なつかしい思いでですが、
もうすこし小生意気になったら
これをネタにいじめようと思っています。
今日も我が家のフォトスタンドが
たくさん並んでるところを撮影されて
そのなかに、昔のパンツ姿の写真があって、
ママに
『あの写真とか本に出ちゃったりすんの?
まーくん、赤ちゃんパンツで出ちゃうの?』
って悩んでいた小心な息子なので、
この怪獣ネタは今後楽しみです。
それにしても息子はこの時
思ったに違いありません。
『な、なんで、
か、怪獣が
マ、ママに、
花束持って
くるんじゃい?!』
今日はちょっと時間なくて
その写真を掲載できませんが
明日にでも掲載しましょう。
恐くて泣くような怪獣じゃないんですよ。
とってもかわいい でん怪獣!乞う御期待!
今日は妻=店長=dendenと
ひさびさにお出かけ。
表参道を歩いていると
とても爽やかな気分!
風景に溶け込んでしまっている
自分をとても感じたので
妻に話しかけた。
『ぼく、この風景に溶け込んでしまっていない?』
妻:
『だいじょうぶ。
とど並に存在してるわよ。』
妻よ
ありがとう
やさしい妻はぼくが風景に溶け込まないように
懸命に現実の方へと引っ張ってくれているようだ。
それにしても、熱い。
だからって表参道を闊歩する乙女たちよ!
おヘソだすな〜
お腹こわすぞ〜!
大きなお世話と言われるかもしれないが
胃腸の虚弱な私は、うらわかき乙女のおヘソを
見るだけで お腹がゴロゴロするのだ〜!
お願いだからやめてくれ〜ヘソだすな〜!
それにしても
風景に溶込むことよろしく、
ヘソ出しの乙女の気分にもすぐなれる。
自分が恐い。
でも人はいう。
ぼくのこと
とど!
でも
でも
でも。
ゴロゴロ
ゴロゴロ
最近ネットでメールや投稿するようになって
前より書き言葉が気になるようになってきた。
うちのお店は『うつわのみせDEN』なのだが、
『器の店 田』などと書かれてしまうと、
すこし残念な気持ちがする。
発音した時には、変わらないだろうって
言う人があるかもしれないが、
私は発音もいくらか違うように思う。
さて
さて
さて、私は本業が建築板金業(板金屋)なので、
作業を指事や確認のために毎日従業員の職人と会話する。
ときにはメモで連絡をとったりする。
今日も親父の歳ほどの職人から
材料のメモをうけとる。
カラーベスト100枚
人工スレートの屋根材の名称だ。
これをこの職人は、いつもこう書く。
カラーペスト100枚
この材料は、板金屋なら20年来使ってる定番材料。
なのに、この職人はおそらく20年間ずっと
カラーベストを
カラーペストと書いている。
何度か注意したことがあるのだけれど、直らない。
直らなくても通じる。通じるから直さない。
たぶんこの職人は死ぬまで
カラーペストと書くでしょう。
普段はあまり気にしないが、
こないだ、このひとの言葉をそばで
よーく聞いてみたら、
実際のしゃべり言葉でも
やっぱり
カラーペストって言っていた。
うれしかった。
その時、長年の謎が解けたような気がした。
そうだ彼はカラーペストって言葉が気に入ってるのだ。
そう思うとなんかかわいい言葉のような気もする。
私が『うつわのみせ・・』にこだわるのと 変わりないのだ。
そうだ!
チ◯ボコでも チ◯ポコでも
どっちでも好きな方を使えばいいのだ!
そういえば、チ○ポコの方がずいぶんかわいい気がするじゃないか!
そうだ、小さいことを気にしちゃいけない!
(小さいのは、やっぱり気になる〜)
さて
さて
そういう言葉は建築現場では、いっぱいある。
左官屋
これを東京で 『さかんや』と言ってる人は100人中1人くらい。
ほとんど、『しゃかんや』と言ってる。
『しゃかんや』の方が
ずっとカッコいい と私は思う。
でも 素直に発音してほしい職種ももちろんある。
『ペンキ屋』
お願い濁らないで!
さて
さて
死んだ母は、ヤクルトが大変好きだったが
母はいっつも『ヤグルト』って言っていた。
そんな頑なな母が好きだった。
おしまい。
きのうの朝ポンンキッキーズで
日本人宇宙飛行士がゲスト出演していた。
そして宇宙飛行士になるための訓練を
VTRで紹介していた。
子供に興味と夢を与えるように
楽しそうに編集されていた。
無重力訓練などはみんなで
遊んでるかのようだ。
この飛行士たちも息子のような歳に
きっと
宇宙を飛ぶ夢を
見たに違い無い。
息子(7才)は、かなり真剣に見いっている。
きっと興味をもってるのだろうと思い
最愛の息子に父は話しかけた。
『そうだ蒔人! 大きくなったら
宇宙飛行士になればどうだ!』
私はこの子に、チャレンジ精神とフロンティア スピリッツを期待して
『蒔人』(マキト)という名を7年前に授けた。
(決して、精子を撒き散らせ!多方面に子孫を残せ!という意味じゃない-念のため。)
その新しい世界を築いていくべく、
未開の地に種子を蒔くような人に
なってもらいたいという
父親の切なる思いは
息子のつぎの言葉にによって
そっけなく、
あっさりと
打ち砕かれるのであった。
蒔人:『恐いから いやだ。』
父:『・・・』 モットモナダケニ・・・ヤルセナイ
きのう娘(9才)と息子(7才)がふたりで
昔のアルバムを持ち出して、楽しそうに
自分たちの幼児の頃を見ていた。
ほんとに楽しそうだ。
妻は、子供が3才になるまで毎日一枚づつ
写真を撮ってアルバムにしていたから
大変な記録である。見ていると実に楽しい。
懐かしい。思わず、目尻がさがってしまう。
涙まで出ちゃいそうだ。
さて今現在、子供はすっかり育ち、
いまやキカンボーとなってしまった!
『バカじゃない、デブ!』
と私こと偉大な父親
に息子が言う。
そんなこと言われて黙っているでんチャンではない!
『二度とそんなこと言ったら
許さないぞ!
だいたい中途半端なことを
言うんじゃない!
バカじゃないとはなんだ。
どういう意味だ!
パパはれっきとしたバカだ!
それにデブとは何だ!
ちゃんと敬称付きで
おデブちゃんと言え!
おデブちゃんと!!』
息子『・・・』
『バカ おデブちゃ・・・』
父:勝利を確信
今日も息子に勝った!いつまで勝てるだろうか。
いつかこの偉大な父を追い抜く日が来るのだろうな。
ふっ・・・がんばれ、息子・・・わたしにはやく追いつけよ