■■■■■■■■■■■■■■ 白と緑のうつわ展 ■■■■■■■■■■■■■■
2003年 6月17日(火)〜7月5日(土)
-焼き物屋だから(火)に始まり(土)に終る-
期間中は、6月23、29、30日をお休みとさせていただきます。

 田村浜男

 野田耕一

 黒澤有一

 松本良夫

 山田浩之

 山本一仁

 坂口健

 壷田和宏

 加藤音

 森章子

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★展示会風景画像         
 

この世で最初に、生まれた“うつわ”ってなんだろうと考えたとき、そりゃ“手のひら”だろうってことになるかもしれませんが、その次に思い浮ぶのが葉っぱ。そう、幼い頃、貝と葉っぱに土のお料理入れて、おままごとしたことありませんか。

 素材になんの手も加えることなく、それらはもともと“うつわ”だったはずです。しかも、それら自然のうつわ達のもつ色が、白と緑であったことは、大変幸福なことだと思います。あらゆる食材が実によく映えるからです。そして、また今もその貝や葉っぱのうつわを上手に食に取り入れているのが、日本食であります。素材を生かす料理人たちによって培われてきた美意識へのオマージュとしてこの“白と緑のうつわ”展を企画してみました。

 また、夏へと向かうこの時期は、緑も瑞々しく、空の雲も際立って白くなっていきます。まさに、夏に映える色として、白と緑はかかせないもの。食卓の食器も、自然と白と緑が多くなるこの頃、粉引や織部を中心に、人気の陶芸家たちが魅せる様々な“白と緑”のうつわが集います。

 特に今回の展示会は、DENにとって新風の作家さんに加わっていただきました。いままでにない雰囲気の展示会になると思います。

-田口-

 

田村浜男(粉吹)
野田耕一(織部、上絵)
黒澤有一(織部、粉引)
松本良夫(白磁)
山田浩之(刷毛目ほか)
山本一仁(織部、粉引)
坂口健 (織部、粉引)
壷田和宏(粉引、白磁)
加藤音(緑釉象嵌)
森章子(灰釉ほか)

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